よくあるご質問と回答

訪問マッサージって健康保険が使えるの?
はい、使えます。
健康保険の対象となるのは、「麻痺」や「拘縮(関節の動きに制限があること)」または、それに付随する症状のある方で、歩行困難を伴う方です。健康保険の利用に際しては、お医者さんから「マッサージ同意書」を発行していただく必要があります。


生活保護ですが、利用できるの?
はい、利用できます。
利用できる方は、基本的に健康保険の適応基準と同じです。健康保険の場合と同様に、お医者さんから意見書(健康保険では同意書)を発行していただく必要があります。料金は、生活保護法の「医療扶助」により捻出されますので、生活保護受給者のご負担はありません。詳しくは、お尋ねください。


どんな病気・症状の方が利用しているの?
多種多様な病気の方がご利用になっていらっしゃいます。脳血管障害(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)後遺症、変形性腰椎症、変形性膝関節症、関節リウマチ、小児麻痺、脳性麻痺、脊髄損傷、脊柱管狭窄症、パーキンソン病、進行性核上性麻痺・大脳皮質基底核変性症、パーキンソン症候群、筋ジストロフィー、ニューロパチー、糖尿病、多発性筋炎、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性、バージャー病、四肢筋力低下、認知症などの病名や症状の方がご利用になっています。


整体とは違うの?
はい、違います。
整体は慰安的な要素が強く、リハビリの観点での施術はほとんどの場合ありません。当院で提供する施術は、国家資格有資格者により、リハビリを含めた医療の観点に基づいております。医療従事者として最低限必要な解剖学・生理学等の知識を持ったほほえみセラピストが、利用者様のお体に触れます。「安心・安全第一」が当院の合言葉です。


リハビリをやってもらえるの?
マッサージと関節可動域運動は、基本的にどの利用者様にも提供している基本プログラムです。その他、利用者様の症状やご要望に応じて、日常生活動作練習も付加プログラムとして行っております。
寝返り、ベッドからの起き上がり、端座位(ベッドに背もたれなしで腰掛ける姿勢)、立ち上がり、移乗(車いすへ移動)、手すりに掴まっての筋トレ等の介助・指導も行い、ご自宅や施設にいながらリハビリも含めた施術をお受けいただけます。また、ご要望があれば発声練習等の発語や呼吸器に関するリハにも対応が可能です。


どんな人が来てくれるの?
当院の「ほほえみセラピスト」は全員、厚生労働大臣認定の国家資格「あんまマッサージ指圧師」の有資格者です。ほほえみセラピストは、常日頃より社内技術勉強会や社外研修にて自己研鑽しております。リハビリの知識は、専門学校では基本的に座学のみですので、学校卒業後に就職先等で身につける必要があります。訪問マッサージをご検討の方は、より質の高い業者を選定することをお勧めいたします。


どんな効果が期待できるの?
訪問マッサージをお受けになる方の最大の目的・目標は、日常生活動作の維持・向上、身体機能の維持・改善です。

目的・目標達成のために、マッサージや関節可動域運動(関節の曲げ伸ばし)で血流を促進し、痛みの緩和、関節拘縮の予防・改善、その他の廃用症候群(使わなくなることで衰えてしまう症状全般=筋力低下、筋委縮、床ずれ、起立性低血圧等)の予防・改善を図ります。また、ほほえみセラピストとの関わりを通して、マッサージをお受けになる方とそのご家族の精神面のケアも、私たちの重要な役割であると考えております。


料金は?
健康保険1割負担の方で、1回335円~430円程度です。
週2回ご利用で、月2,680円~3,440円程度、週3回ご利用で月4,020円~5,160円程度です。


介護保険の利用枠がいっぱいなんだけど…
健康保険を使います。
介護保険利用枠がいっぱいな方でも、健康保険をご利用いただけます。

同意書の手続きはどうするの?
同意書の発行に関して、当院で医師とのやり取りのお手伝いさせていただきますのでご安心ください。
詳しくは、お尋ねください。


マッサージ・リハビリの時間は何分?
1回25~30分程度(滞在時間含む)です。延長施術をご希望の場合は、別途料金をいただいて対応することも可能です。詳しくは、お尋ねください。


障がい児のマッサージとは、どんなことをしてくれるの?
お子さんの障害で代表的なものとして、脳性麻痺(CP)があります。マッサージや関節可動域運動を行うことで、成長に伴い生じやすい関節の変形拘縮の予防・改善を図ります。また、マッサージは、情緒が安定する等の精神的なケアへの効果もあります。成長期のお子さんは、身体的なケアと精神的なケアの両方が大人以上に重要です。
脳性麻痺だけでなく、脊髄損傷のお子さんにも対応しております。詳しくは、お尋ねください。